大地震の災害後のライフラインの復旧が一番早いのは電気・ガス・水道のなかでどれでしょう?
答えは電気です。
当記事では今後日本で必ず起こるべく大地震や自然災害においてオール電化・太陽光発電の搭載の是非や今後の住宅購入を考えている人向けの記事構成となっています。
2018年6月18日AM7:58分ごろ大阪北部を震源とするM6.1最大震度6弱の地震が発生しました。
まずはこの度大阪の地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
ぎん丸は首都圏に住んでいるので被害はありませんでした。
東日本大震災の時もそうでしたが今回の大阪の地震でも改めて災害時の不安要素が浮き彫りになってしまったのではないでしょうか?
その不安要素とは何か?
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Contents
地震・災害時のライフラインの重要性と復旧期間
ライフラインとは?
- 電気
- ガス
- 水道
私達の生活する上で欠かせない設備の事です。
いわゆる私たちの生活に毎月関わってくる光熱費にあたる部分です。
電気の復旧について
- 大阪府全域で約17万件で発生していた停電がAM10時40分に復旧
- 震災発生後2時間半で解消
ガスの復旧について
- 大阪の都市ガス、完全復旧まで1週間以上 SNSでも情報発信
- 大阪ガスが地震による都市ガスの供給停止について、完全復旧は6月末になる見通しを明らかにした
- 該当地域は大阪府高槻市、茨木市の一部、吹田市の一部、計11万669戸
- 大阪ガスや各新聞社が報道
2018年6月18日現在
水道の復旧期間について
- 未だ一部地域で断水もあるようですが、ほぼ復旧しているようです
- 地震では水道管の破損や水漏れに伴う断水が相次ぎ、高槻市と箕面市で20万人以上に影響
- 市町村が水道水の供給を一部依拠する大阪広域水道企業団は19日に府北部への送水を再開し、同日中に断水はほぼ解消された
引用:時事通信社より
大震災や災害時にライフラインの完全復旧にかかる期間について
参考までに未曾有の被害を及ぼした「東日本大震災」の時に完全復旧にかかった期間はどれくらいだったのでしょうか?
- 電気 1週間
- 水道 3週間
- ガス 5週間
・震災数日後では?
- 電気 3日後 約79%
- 水道 3日後 約50%
- ガス 7日後 約9%
ガスの復旧には時間がかかる
さて今回の大阪地震でライフラインの中でガスが復旧に時間が多くかかったのがわかります。
- 大阪の都市ガス、完全復旧まで1週間以上 SNSでも情報発信
- 大阪ガスが地震による都市ガスの供給停止について、完全復旧は6月末になる見通しを明らかにした
- 該当地域は大阪府高槻市、茨木市の一部、吹田市の一部、計11万669戸
- 大阪ガスや各新聞社が報道
2018年6月18日現在
災害後にガスの復旧がおそい理由
それぞれのライフラインの特徴を挙げます。
電気
- 電線は地上に張っていますのでどこが損傷し電線が切れているかすぐに目で見てわかります。
- 損傷個所や電線が切れている場所を交換すれば割と早く直るわけです。
水道
- 水道管は地下に埋没されている為、復旧には多少時間がかかりますが、破裂箇所などは目に見えてわかる為、比較的対応し復旧しやすいのです。
- 今回の大阪地震でも報道であれだけ水道管が破裂したとの報道があったのに関わらず翌日ほぼ断水はなくなっています。
ガス
- 都市ガスのガス管も地下に埋没されています。
- ガスは目に見えない上にポイントごとに匂うか匂わないかをチェックするわけにもいかずいちいち掘ってガス管破損をチェックする必要があるのです。
当然時間もかかりますよね。
あなたの家はガスが使えないとどうなりますか?
- ガスコンロが使えない
- 風呂を沸かせない
- 床暖房が使えない
でも2.3日なら耐えれそう・・・。
代替えとして
- カセットコンロの使用
- 水で体を洗う
- 電気ストーブの使用
あなたの家はガスが使えなくとも何とかなりそうですか?
冬でなければ何とか・・・
冬だったら最悪ですね。
そこで改めて今後の災害時の対策として何ができるのか?何をすべきか?
災害時に役立つアイテムをまとめ
水は必須
携帯トイレも必要
驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット【凝固剤、汚物袋、BOSの3点セット
一家に一つカセットコンロ
防災グッズを玄関に置いておきましょう
iPhoneでTVが見れます
・火災保険をもらいそびれていませんか?
保険会社は申請主義のため決して保険会社から促しはしません。
火災保険は自然災害や事故が原因で起こった住宅の損害の多くを補償してくれる万能保険です。
火災保険が使える権利は契約者のあなたにありますが、火災保険の申請は非常に複雑で個人で保険金を確実に獲得するのはとても難しいです。
だからこそ火災保険の申請はプロの視点を取り入れることをおすすめします。
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住宅にオール電化の導入を考える
今後、住宅購入を検討している方や一戸建てを所有している方に検討して頂きたい内容です。
オール電化とは?
読んで字の如く家庭内のエネルギーすべてを電気で賄うようにする事です。
ぎん丸家もオール電化を導入しています。
オール電化で何ができる?
- IHクッキングヒーターで調理ができる
- 風呂を電気で沸かせる
つまりガスの代わりを補ってくれます。
いわゆる熱源(エネルギー)をすべて電気で確保できるのです。
住宅にオール電化を導入するメリット・デメリット
- 電気は災害時、復旧が一番早い
- 災害時に給湯器(エコキュート)に貯めてた水やお湯を生活用水として使用できる
- ガス代が掛からない
- 安い深夜電力を使って電気代を節約できる
- 火を使わない為、火事のリスクが減る
- IHクッキングヒーターの手入れが楽
- ガスを使わない為に空気が汚れない
- 停電時にすべての機能が停止する
- 昼間の電気代が高くなる
- 調理器具が限定される(IH対応器具)
- 導入コストが高額
- IHの火力への不満
住宅に太陽光発電の導入を考える
しかし、上記で述べたデメリットを減らす方法として太陽光発電の導入があります。
最新の太陽光発電パネルはひと昔前に比べて発電効率も上がりコストも安くなってきているので住宅購入を考えている人、現在の家に後付けしようと考えている人は一度検討してみてはいかがでしょうか?

住宅に太陽光発電を導入するメリット・デメリット
- 電気代の節約
- 売電収入を得られる
- 災害時、昼間に自家発電で電気が使用できる
- 蓄電地を導入すると夜間も使用できる
- 導入コストが高い
- 導入コストを回収できない恐れがある
- 維持費がかかる
- 発電量の経年劣化
やはり1番のデメリットは導入コストがかかる事です。
導入を考えている人はこちらが気になる所ですね。
データとしてみる太陽光発電
一例としてカンナ家を挙げてみます。
ぎん丸家は9.6kWのソーラーパネルを搭載しており導入費用は約240万円掛かりました。
太陽光発電を導入した我が家のスペックと電気代
- 建築面積100平米
- 2階建3LDKの三人家族
- 売電契約31円/kWh
- 日中は共働きの為不在
- 雨の日は浴室乾燥機で洗濯物を乾燥
- 夏場はエアコンフル稼働
- 冬場は24時間床暖房つけっぱなし
・電気代
新築時から搭載していたのでどれだけ電気代が安くなったのかはわかりませんが

これは新築引き渡しから年末までのぎん丸家の電気代とグラフです。
2月に最高16500円です。
ちなみにどれくらい電気代が掛かるのか検証したかったのでまったく節約はせずにガンガン電気を使いました。
この電気代どう思いますか?
オール電化なのでガス代は0円です。
特に節電対策はしていません。
勘の良い方ならどこのハウスメーカーで建築したのかはお分かりになるでしょう。

こちらが売電収入になります。
半年分のデータですが1年平均で25000円位です。
余剰売電なので日中は発電した電気を使用していて、余った電気を売電しています。
それらを含め経年劣化を考慮しても10年あれば余裕で回収できると思っています。
ぎん丸はちょっとした投資のつもりで太陽光発電を導入しました。
導入費用は住宅購入時に一括で払っています。
しかし年々売電額は減ってきています。
2018年10kW未満の売電価格26円/kWh
ただしその分太陽光発電の導入コストも下がってきているので導入するメリットはまだまだあると思います。
初期導入費用を払っているとはいえ月々25000円の売電収入があると家計的にも楽になります。
太陽光発電の未来
なにかと暗い話題の多い太陽光発電ですが
ここ最近徐々に家庭用の蓄電地の普及が始まってきました。
しかしまだ費用が高く導入は難しいです。
ぎん丸はあと数年しないうちに価格競争が始まり蓄電容量も上がり費用も下がってくると思っています。(国からの補助金も出るそうです)
そして今後間違いなく家庭で発電し売電するのではなく蓄電地に電気を貯めて夜にその貯めた電気を使用する時代になってくると思います。
そうなれば災害時でも安心ですね。
ちなみに我が家は一条工務店の「i-smart」を購入しました。
一条工務店の家は快適です。
おわりに
首都圏でも今後30年間に「首都直下型地震」がくる確率は70%と言われています。
最近の住宅は耐震性能が高いので地震で倒壊する住宅はかなり少ないです。
注文住宅、建て売り住宅関わらず。
倒壊した住宅は古い家、地盤が緩く地滑りを起こした事などの原因が多くを占めています。
昨今の住宅は事前に地盤をしっかりと調べ必要であれば地盤補強をするなどの対策を講じている為、地震の揺れ自体で住宅が倒壊するリスクはかなり少ないと思っています。
であれば地震後も自宅で生活ができるように対策をして、災害時に不便を感じない対策も必要なのではないでしょうか?
今はオール電化のアパートも多くあります。
だとすれば今後住宅購入を考えている人、今現在自宅を保有している人は
メリット、デメリットを良く理解した上でオール電化の導入、太陽光発電の導入、蓄電地の導入を検討してみることを推奨します。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
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