こんなお悩みにお答えします。
こんにちはカンナです。
カンナは一条工務店のi-smartという注文住宅を購入しました。
注文住宅で家を購入した人が工事着工前に行う地鎮祭と同様に、必ず言ってよいほど悩むのが上棟式ですよね。
結論から言いますとカンナ家では料理・手土産・お礼どころか上棟式すら行なっていません。
ちなみに上棟式を行わなかったからといって、上棟後の工事で大工さんや関係工事業者の職人さんの対応は悪くなかったですし、何ら問題なく引き渡しまで完了しました。
当記事が上棟式について悩みを抱えるあなたの参考になれば幸いです。
Contents
家造り最大のイベント「上棟」「上棟式」とは?

上棟式とは基礎工事完了後、基礎上に土台、柱を立て屋根までの骨組みを完成させた後に行う祭祀(さいし)です。
上の写真をご覧になれば想像つくかと思いますが、基礎工事完了後に通常2日程度で家の骨格を職人さん総出で一気に立ててしまう新築時のビックイベントを上棟(棟上げ)と呼びます。
一条工務店のi-smartは枠組壁工法なので、写真のような柱ではなく工場であらかじめ作られた壁を組み合わせていきます。
上棟式は上棟後(家の骨組みが完成した後)に行います。
上棟式を簡単に言うと
「今日はおつかれさま!一杯やってって!」
上棟
- 2日程度で家の骨格を職人さん総出で一気に立ててしまう新築時のビックイベント
上棟式
- 上棟後に行うお疲れさん会
上棟式に施主が用意するもの

- 塩(適量)
- 米(1合)
- 酒(1升)
四方祓いに使用します。
※上棟式は住んでいる地域、ハウスメーカーなどにより異なるので、事前に現場監督や営業さんに確認したほうが良いです。
上棟後工事関係者に料理・手土産・お礼を渡すべきか?

結論から言うと、料理・手土産・お礼を渡すのはあなたの気持ち次第です。
ちなみに料理・手土産・お礼をもらおうがもらわまいが、職人たちはたんたんと自分の仕事をしますし作業の質に差は出ません。
余談ですが主人がトラックドライバーをしていた時に、上棟に使われる建材の配達も多くやっていました。
その当時は、建材の配達だけでご苦労さんと施主さんから千円~1万円のお礼(祝儀)が出たと言います。
配送のドライバーまでに祝儀をくれた時代があったのです。
ほんの十数年前までは引っ越しや上棟時にお礼(祝儀)が出るのは当たり前の時代でした。
しかし、時代は変わりました。
近年はお礼(祝儀)が出ないのが当たり前の時代になりました。
理由は以下の通りです↓
- ハウスメーカーが禁止している
- 個人の価値観が変わった
- 祝儀を出すお金がもったいない
- 引っ越しはお祝い事ではなくなった
大工・工事関係者の見解
カンナの主人が仕事つながりで大工・クレーンのオペレーター・警備員など建築に関わる人たちが多くいます。
- 料理・手土産・お礼は貰える?
- 料理・手土産・お礼は必要?
彼らの見解を紹介します。
「昔は毎回お礼(祝儀)をもらってたけど、今はハウスメーカーが祝儀を断っているからね」
「基本的に祝儀はもらえないと思ってる」
「施主さんがこっそりくれる場合もあるね。もらえればそりゃうれしいよ」
「弁当は各自持ってるし料理はいらない」
「手土産はビールとかもらえると素直にうれしいね」
「ご祝儀の最高額は20万円」
「もちろん何も出ないからと言って仕事の質は変えないよ!」
「クレーンは簡単に動けないから昼飯は常に持参してるよ。食事出ないと困るし・・・」
「一服の時に飲み物なんかもらえるとうれしいね」
「弁当は夏以外は基本持ってます。夏場は飲み物ありがたいっす」
「それより近隣のクレーム処理が大変っす」
ネットでは料理・手土産・お礼を出すべきとか議論していますが、主人の知り合いの生の声を聞いた結果ではさほど気にしなくてもよい気がします。
上棟時の料理・手土産・お礼のまとめ

お礼(祝儀)
- 職人さん達は今の時代、お礼(祝儀)はでないのが当たり前と思っている
- 祝儀をもらおうがもらわまいが作業の質は変わらない
- でも人間だからやっぱりもらえればうれしい
- ご祝儀の相場は5千円~3万円
料理(食事)
- 職人たちは弁当持参の人が多いため、出されても正直いうと困る
- 弁当よりも一服時に飲み物やお菓子をもらったほうが嬉しい
- お昼代として千円程度あげるのも有り
- 車通勤なのでビールで乾杯は困る
手土産
- 基本ないものだと思っている
- ビールなどをもらえるのはうれしい
- 紅白饅頭はぶっちゃけいらない
- もらえるものは遠慮なくもらう
近年はハウスメーカーがコンプライアンスの観点から祝儀や物品の受け取りを禁止している事が多いです。
しかしこれらは日本人が大好きな本音と建て前みたいなもので、当の職人さんたちは祝儀を出されたも時は一度礼儀で断るもののぶっちゃけ快く頂きます(笑)
お礼等は、あくまでも施主さんの気持ち次第ですので、自分の家の新築のために関わってくれたお礼としてお礼を渡すのは有りだと思います。
どうしてもお昼に食事を提供したい場合は、前もって現場監督さんに言って職人さん達に伝えてもらいましょう。
職人さん達にも家庭があり愛妻がお弁当を作ってくれている場合が多いので、食事は有難迷惑になってしまう可能性があります。
千円程度をポチ袋に包んで気持ちを伝えるのもよいかもしれませんね。
我が家が「上棟式」をやらなかった理由
一条工務店i-smartは枠組壁工法なので、柱でなく壁を組み立てるだけなので上棟時に家の外観はほぼ完成します。
実はカンナも主人も当時仕事が忙しかったため、上棟時は出張で九州にいて上棟式どころか上棟にすら立ち会えませんでした・・・(涙)
結局は現場監督と営業さん任せにしてしまい、お礼どころか飲み物等の差し入れすら出せませんでした。
ちなみに我が家はたとえ上棟に立ち会えたとしても上棟式をする予定はありませんでした。
理由は以下4点です。
- 縁起事は気にしない
- 時間がない
- 面倒くさい
- 現場経験者だから
いかにも現代人らしい理由で、親世代の人には怒られてしまうような理由です(笑)
営業マンが言うには近年首都圏では、上棟式どころか上棟にすら立ち会わない施主がかなり多いようです。
おそらく理由は上記の4点が多いかと思われます。
時代でしょうか。
ちなみに我が家は担当してくださる大工さんに、これからお願いしますという意味で後日3万円を包んでお渡ししました。
おわりに
皆さん気にされている職人さん達へのお礼などはそれほど気にしなくてもよいと思います。
よく考えてみてください!
あなたは何千万円って超高額な建築費を払っているのですよ。
それぞれの職人さんたちの給料をあなたが建築費として支払っているのですから。
そんなお礼の数万円程度でくよくよするなら引っ越し費用や新品家電代に充てるべきでは?とカンナは思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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