我が家が一条工務店のi-smart に住んでから今年で3年目になります。
当記事では住宅の気密性Q値・断熱性C値について我が家を例に紹介したいと思います。
一条工務店の展示場に行ったことのある人なら営業マンから説明を受けたかと思いますが、それ以外の人には馴染みがない数値かと思います。
もちろんカンナも知りませんでした。
季節は極寒の2月ですが我が家は24時間全館床暖房のおかげで室内は春のようにあたたかくとても快適に生活しています。
真夏でも滞在時は常に冷房を稼働していて家中が常に快適な温度を保っていて寝苦しさなど感じません。
我が家が夏は常時冷房・冬は24時間全館床暖房を使用できるには一条工務店の売りである気密性Q値・断熱性C値の恩恵を受けているからです。
Contents
一条工務店の家は超気密、超断熱
一条工務店の最大の売り文句である超気密・超断熱。
一条工務店の公式ホームページで気密性Q値・断熱性C値・の値を公表しています。
家の性能数値 Q値・C値とは?
一条工務店で家を建てた人、あるいは一条工務店の展示場に行ったことのある人だったら営業マンからくどいほど説明を受けたかと思います。
- Q値…家全体から熱が逃げる割合を表す性能値(熱損失係数)
この値が小さいほど断熱性が高い - C値…建物の延べ床面積に対する隙間相当面積の割合を表す数値
この値が小さいほど気密性が高い
※夢の家のQ値は、弊社温熱環境実験棟のプランにより試算。
※C値0.61㎠/㎡は弊社施工物件の平均実測値です。
引用:一条工務店
一条工務店が公表する数値
- Q値0.95W/㎡-K
- C値0.61㎠/㎡以下
他のハウスメーカーはQ値こそ公表しているもののC値は少数のハウスメーカーしか公表していません。
住宅の断熱性比較 を見てもその差は一目瞭然で一条工務店がQ値・C値が頭一つ抜けてるのがわかります。
Q値の恩恵
断熱性を表すQ値の数値が低くなればなるほど家の断熱性が高くなるので熱が逃げにくくなります。
断熱性が高いという事は室外からの熱は入りづらく、室内の熱は外に逃げづらいということです。
すなわち冷暖房効率が良くなるので空調機器が無駄な電気を使用しないで済むので、冷暖房費が少なくて済みます。
i-smartのQ値は国が定めた次世代省エネルギー基準をはるかに上回っていて他社を凌駕しています。


引用:一条工務店より
Q値を車に例えると「燃費」にあたります。
あなたは車を購入するときに燃費を重要視しませんか?
こんな説明に納得できますか?
住宅に置き換えると
なんか胡散臭く見えてきませんか?
つまり他のハウスメーカーの言い分は具体的ではなく信憑性がないと、一条工務店の営業マンは胸を張り我々に説明してきます。
たしかにそう言われると妙に納得してしまいますよね。
これがC値・Q値数値を公表し1番を誇る一条工務店最大の強みといっても良いでしょう。
ちなみに他のハウスメーカーの営業マンにこのQ値とC値の事を聞くとみなさん嫌がります。
住宅購入検討中の人は聞いてみてはいかがでしょう?
きっとオーバースペックやら必要ないやらと一条工務店の批判を始めます。(笑)
C値の恩恵

引用:一条工務店
気密性を表すC値が低くなれば低くなるほど住宅の延べ床面積に対する隙間が少ないということです。
家の隙間が少ないという事は熱や冷気が室外に出にくくなり室温を保てるという事です。
i-smart のC値は0.59㎠/㎡以下です。
一条工務店は建築中に全棟気密測定をおこなっています。
ちなみに我が家の気密測定値はC値0.4㎠/㎡↓

隙間なさすぎです。
このC値も次世代省エネルギー基準や他のハウスメーカーの数値をはるかに上回っています。
C値が高いほど家の隙間が少ないですから冷房の冷気、暖房の暖気を外に逃さないので少ない電力で効率良く室内を冷やしたり暖めたりすることができるのです。
一条工務店の家は夏は涼しく、冬は暖かいのか
我が家は一条工務店の超気密、超断熱の恩恵を最大限に受けています。
一条工務店のi-smart は超気密・超断熱なので夏は涼しく、冬は暖かいと一条工務店の営業マンは胸を張って言います。
カンナがi-smart に2年間住んだ印象↓
- 夏は暑い
- 冬はちょっと暖かい
あくまでも体感です。
数字的根拠はありません。
でも実際に住んでみて大事なことって数字よりも実際に肌で感じる体感じゃないですか?
ちなみにこれは冷房・床暖房を使用していない時のに感じた体感です。
熱交換式換気システムであるロスガードが外部の空気の温度を室内の温度に近づけてから空気を取り込むわけですが、正直ロスガードの体感できません。
それがエアコン・床暖房を使用すると
- 夏は涼しく超快適
- 冬は寒さを感じない超快適
あくまでもカンナの体感です。
体感が全て、数字的に良くても実際に住む人間が感じる暑さや寒さは違いますからね。
なんて思うそこのあなた。
実はここからが一条工務店i-smart のすごいところなんです。
一般的な家庭でも冷房や暖房をフル稼働すれば快適な生活ができると思います。
しかしここでネックになってくるのが電気代・ガス代といわゆる光熱費です。
この高い光熱費の問題を超気密・超断熱によってクリアしたのが一条工務店なのです。
超気密・超断熱のメリット・デメリット
・電気代が安い
以前住んでいたアパートより家が広くなっているのに光熱費が同等かそれ以上に安くなっています。
・冷房が家全体によく効く
温度設定は基本的に28℃です。
真夏の暑い時には26℃まで下げますが時もありますが、それでは寒いくらいです。
・床暖房で家全体が暖かい
全館床暖房に惹かれて購入したので文句なし。
家の隅々までぽかぽか暖かく快適です。
・虫が入ってこない
気密性が高いからなのか前のアパートに比べて圧倒的に蚊や虫が家の中に入ってきません。
・窓を開けなくなる
基本的に夏と冬は冷暖房を使用しているので窓を開けなくなります。
春は花粉症なので窓を開けません。
唯一窓を開けるのは5月・10月・11月のごく一部です。
・とにかく静か
気密性が高いゆえ窓もダブルガラスですので外の音が聞こえづらいです。
台風くらいの大雨になってようやく雨に気付くレベルです。
・音が響く
気密性が高いゆえに想像以上に音や声が響きます。
一条工務店で家を建てる人でプライバシーに気を使いたい家族ならば壁に防音材を入れるなどの対策をした方が良いです。
・外の音が聞こえづらい
こちらはメリットでありデメリットでもあります。
雨風に気付きにくいため、洗濯物をダメにしてしまう時も。
・空調維持費がかかる
一条工務店の家はロスガードというセントラル熱交換換気システムで24時間計画換気をしています。
維持管理するには換気システムのフィルター交換や後にメンテナンス費用が掛かります。
おわりに
超気密、超断熱の家に賛否両論があります。
しかし我が家は間違いなく超気密・超断熱の家の恩恵を受けています。
おかげで我が家の生活スタイルが一変しました。
夏の夜は寝苦しくもなく快適に気持ちよく眠る事ができる。
電気代を気にする事もなくエアコンを使えるって良いですよね?
冬は寒さに震える事もなく布団から起き上がれる。(我が家に掛け布団はありません)
どこの部屋に行っても暖かく、前に住んでいたアパートのように「ちょっとそこの扉閉めて!」なんて言う事もなくなります。
そんなスカスカな我が家でも隙間風もなく本当に冬も快適に過ごせています。
将来2歳の息子にこの生活が当たり前だと思われてしまうのが少し不安要素でありますが・・・
高気密の家は息苦しいなんて声を聞きますがそれは全くありません。
本当に息苦しさを感じる家だったらヤバくないですか?(笑)
幼少期にボロ平家に住んでいたからこそ今のこの家がいかに素晴らしいかが身に染みてわかります。
この記事を最後まで読んで頂いたあなたは住宅購入に悩んでいたり一条工務店の家に住んでいる人だと思います。
今回、カンナは縁あって一条工務店のi-smartを購入しましたが人それぞれ予算も価値観も違います。
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