家の引渡しが終わりいよいよ新居への引越しです。
多くの人が専門業者に新居への引越しをお願いすると思いますが、こんな悩みを抱えている人も少なくはありません。

引越し料金って安くならないの?
こんにちは一条ブロガーのカンナです。
カンナの主人は長年運送業界に携わり引越し作業の経験があります。
そんな経験者のリアルな声を聴いたカンナが、引越し知識第二弾として記事にしますので、参考程度にお読み頂ければと思います♪

結論から言いいます。
引越し料金を安く済ませたいのであれば、平日フリー便を利用するのが作業員の質もよくコスパ最強です。
ちなみに引越し料金を節約したいからと言って自分でレンタカーを借りて引越しを考えている人もいるでしょうが、素人は辞めておいた方がよいでしょう。
間違っても素人のあなたが自分で引越しをしようとなんて思わないことです。
引越しは専門業者に依頼しましょう
数万円の引越し代金を節約したいがために自分でトラックをレンタカーで借りて安く済ませようとする人がいます。
素人は絶対にやめましょう。
ケガをしたり建物、家財を傷付け逆に高くつくことになるでしょう。
なぜ専門業者がいるのかと考えてみれば答えは明白です。
引越しはただ単に荷物を運ぶだけではありません。
建物保護の養生から始まり、家財の梱包、家具の解体、大物家具によっては吊り下げ、吊り上げ作業、トラックの積み込み作業まで素人では困難かつ危険な作業を伴います。
一家の引越しはとてつもなく大変です。
引越し当日より数週間前から段ボールへの荷造りが始まり、各種住所変更届やらやることが多く引越し当日にはもうヘトヘト状態なのです。
そんな状態で思い段ボールや、家具を素人が運び出すなんて危険過ぎますしきっと後悔するでしょう。
事実、プロの引っ越し業者でさえ
- 家財に足を挟んで骨折
- 階段から足を踏みはずし転倒、骨折
- 無理な体勢で荷を持ったため腰を痛める
- トラックの荷台から足を滑らせ転倒、骨折
引越しのプロですらよくある話だとカンナの主人は言います。
素人が自分で引越しをするなんて危険なのはお分かりですよね?
たかが数万円程度の節約が最悪、今後の人生に支障をきたすなんてことも冗談抜きにあり得ます。
引越しは人生の新たなる門出です。
当ブログ読者の方は新築戸建てへ引越す方が多いでしょう。
その新たなる門出にケガなんてしてしまっては元も子もありませんよ。
引越し料金は昔ほど高額でなく今は価格競争が激しいため比較的安価でできます。
悪いことは言いません。
引越し料金の仕組み

あと引越し料金高すぎ。
なんで人件費で24000円かかるの?
募集している金額は多くて日給9000円ですよね?
30分くらいの距離なのに運賃が6万円も高すぎ。
こういう含み料金の曖昧さにウンザリ。少しでも高く金取ろうとする魂胆がミエミエ。適正料金で勝負してください。詐欺みたいなことせずに。— たろう@不労収入で暮らしたい (@taroutalkblog) August 13, 2019
業者側が1日に最低限かかる人件費は15000円、2tトラック20000円だそうです。(業者により前後あり)
個人の人件費(給料)は作業員10000円、運転手15000円と考えれば妥当な金額でしょう。
ところが、引越し作業に関する人件費やトラック料金に明確な価格設定はなく、引越し業者側のさじ加減で料金は前後するとカンナの主人は言います。
- トラック1台作業員3人で一日1件で7万円の売り上げ
- トラック1台作業員3人で一日3件で12万円の売り上げ
前者であれば一件当たりの人件費やトラック運賃は高くなります。
後者であれば一件当たりの人件費やトラック運賃は安くなります。
さらに引越し料金は時期や曜日にもよって価格が大幅に変わってくるのです。
引越し料金は時期や曜日・時間指定によって異なる

引越し料金はその月やシーズンによって変わり、引越しシーズンは逆に料金が高くなっているようです。3月、8月、10月は特に引越し価格が上がっており、11月〜2月と6月は一番引越し費用が安い時期です。この安い時期に引越しをするだけで引越し費用を30%は抑えることができます。
— CFPファイナンシャルプランナー@きくた (@kikujou1967) August 9, 2019
土日・祝日
当然ですが引越しするのは学校や会社が休みの土日祝日に集中しますので、黙っていても依頼がくるので料金は通常よりも高くなります。
近年の「働き方改革」で業者側も従業員の休日出勤分を料金に上乗せされます。
土日祝日のデメリットとして高い料金を払っているのにかかわらず、大手運送会社などは「働き方改革」のもと社員を休ませるために庸車・下請け・アルバイト・派遣社員の非正規雇用者が来る可能性が高くなります。
高い料金を支払って安い人材が作業をする・・・
できれば土日祝日を回避したいですね
繁忙期
ご存知引っ越し業界の「繁忙期」
卒業・就職・転勤が多く引越し業者が1年で最も忙しい時期です。
黙っていても引越し依頼がくるので料金は激高です。
値下げる必要はなく引越し業者が最も強気に出れる時期です。
通常料金の倍以上の料金がかかる場合なんてザラだといいます。
繁忙期は人手不足のため、素人アルバイト・派遣会社・普段引っ越し作業をやらない営業職や管理職が招集され、値段の割に低品質な引越し作業が行われる可能性大です。
この時期は一日にこなす引越し件数が通常時期の数倍になるので、作業開始時間通りに始まらないケースが多く夜からなんてことも当たり前にあります。
よほどの理由がない限りこの時期を避けることをおすすめします。
平日
仕事量の少ない平日は通常料金で、熟練の作業員が来る可能性が高いのでおすすめです。
件数が少ないということは戦力も分散されないというわけです。
フリー便
引越し日に融通が利き、料金を安く済ませたいなら平日フリー便を依頼するのが最安価格となるでしょう。
さらに平日ですから有能な作業員が来る確率も高く、コスパ最強というわけです。
当たり前ですが、引越し専門業者は引越し作業のみで営業しています。
ですので毎日引越し作業がないと従業員を休まさなければなりません。
引越し専門業者を代表する「引っ越しのサカイ」「アート引越センター」「アリさんマークの引越社」の大手企業が正社員に対して
なんてことは大手企業としてできないのです。
簡単に大手企業は従業員を休ませるわけにもいけませんし、経営上よろしくないのです。
こうした営業トークで件数を取って来いと営業マンは上司に尻を叩かれるわけです。
引越し料金を安く済ませたいなら断然平日でお任せフリー便を頼むのをおすすめします。
余談

先日ヤマトHDの子会社「ヤマトホームコンビニエンス」が一部企業に対して荷物量を水増しし割高な金額を請求していた事が発覚しました。
カンナの主人が言うには引越し業者の稼ぎ頭は法人契約の引越しだそうです。
法人契約とは会社都合の転勤で、止む無く引越しする従業員の料金を会社が負担する契約です。
会社側が直接引越し業者と契約し、比較的割安で引越しをしてもらおうとの契約ですが「ヤマトホームコンビニエンス」はこれがあだとなりました。
もちろん割り増し請求した「ヤマトホームコンビニエンス」が悪いのですが、その異常なまでに高額な引越料金に気づかない水増し請求された側の企業体質が一番の問題だとカンナは思います。
「所詮は会社の金・・・」自分の懐は痛まない日本企業ならではで起きたケースと言えるでしょう。
ヤマトに限らず他の業者でもせいせいと水増し請求は行われていると思われます。
おわりに
あと、絶対に引越し料金の見積りは複数社取った方が良いです。A社は予約が混んでいても近くのB社は空いているから安いということはザラにあります。そして「(毎日)一番安い引越会社」というのは存在しません。8/1の引越しはA社、8/2の引越しはC社が最安、のように各社の予約状況で最安値が変わります。
— 引越しラクっとNAVI【公式】 (@hikkoshinavi) July 27, 2019
引っ越しは時期や曜日により格安で業者に頼むことができます。
引っ越しは人生の節目に訪れます。
そんな人生の節目に大変な思いはせず専門業者に頼みましょう。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
・これまでの引っ越し比較サイトは登録すると同時に各社からの電話攻撃の嵐でした。
引越し料金は繁忙期と閑散期で大きく割引率が変わります。
・飛行機のチケット
・ホテル、旅館の宿泊費このあたりと同じような感覚で考えていただくと分かりやすいかなと思います。そしてこの2つと大きく違うのが、お盆や1月のお引越しは閑散期にあたるのでめっちゃ安いぞ!ということですかね。
— 引越しラクっとNAVI【公式】 (@hikkoshinavi) July 27, 2019
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